高円寺とメディア
2006/03/29 続!? 高円寺の歌 予習はすみました?
偶然は驚くほど絶妙のタイミングでやってくる、と思ったことはありませんか?
実は......先月高円寺が登場する歌を高円寺ナビ日記でご紹介した中に高円寺関連書籍でもご紹介している吉田拓郎氏の「高円寺」の歌がありました。日記を書いた時点では、高円寺の歌詞の全貌は見えていなかったのですが...偶然、その歌詞の内容を知ることができたのです。因に、歌詞の中身は、拓郎氏ワールド(と勝手に思っておりますが)炸裂。まだ知らないという方、全文掲載できることができないが残念です。
ところが、大喜びしていると今度は吉田拓郎氏のDVDが私の手元にやってきました。これまた偶然と思っていたら、2週間前、22日発売のDVDのニュースがーーしかも、その内容には吉田拓郎氏の歌う「高円寺」が収録されているというではありませんか!! これは偶然の域を越している(と勝手に思い込んで大拍手)
因に、私の手元にやってきたDVDの内容は、1975年にかぐや姫とともに「つまごい」で行われた12時間に及ぶコンサート。時間も凄いですが、観客動員数数5万人(今なら東京ドーム並)も凄い。さらにいうならば、つまごいの住民数が当時六万だというのだから凄い。映像をみながら「この頃は皆が貧しかった」という言葉をふと思い出した私は、「この頃」は貧しくても、楽しむこと(遊び方、楽しみ方)を知っていたのだろうなぁと思い、そしてまた、今の時代は豊かだけれども遊び方を知らないと感じざるを得ませんでした。けれどそこにあって「高円寺」というまちは、もしかしたら「遊び方」を知るまちなのかもしれない。と愛町心さながらに思うのでありました。
2006/02/08 高円寺の歌
高円寺関連書籍に、よしだたくろう(改名前)さんの「元気です」が加わりました。アルバムの中にはもちろん「高円寺」が収録され、歌詞の中にも「君は何処に住んでいたのですか?高円寺じゃないよね...」としっかり高円寺がでてきます。がしかし...「君の事、好きだなんて言わないでよかったよ」「電車は今日も走ってるものね」と雲行きはとても怪しい...。
というわけで?今週は高円寺をうたった歌をちょっとばかり集めてみました。
1曲目は、現在お笑いブーム続行中ということで人力舎に所属するアンジャッシュ・アンタッチャブル・北陽・ドランクドラゴン・おぎやはぎ・田上よしえ ・キング オブ コメディ・東京03・Y&YCUBE・ラバーガールの11組の芸人によって結成されたユニットビジトジの中で、北陽がうたうその名も「雨の高円寺」。内容はなんだかちょっと悲しい女性のストーリー。高円寺はそんなまちなのか...とちょっと不安が過りだしました...
2曲目は、時代を遡り大槻ケンヂさん率いる「筋肉少女帯」。俺にカレーを食わせろ!を連発する「日本印度化計画」(この歌を聞いたときはかなりの衝撃で...食べればいいじゃん!とツッコミを入れた記憶が...笑)は、高円寺讃歌ともとれますが...もっと顕著に高円寺をうたった歌が実はあるのです。そのタイトルこそ「高円寺心中」。タイトルのみならず歌詞の中には「恋と夢だけじゃメシは食えねーからな!」と出てきたりして、ますます不安...。
そして最後は、GOING STEADYのアルバム『 さくらの唄 』に収録されている『 佳代 』。歌詞の中に「真夜中の純情商店街」を自転車で激走するシーンがでてくるのですが...実は、この歌詞、作詞をした峯田さんが初めて付き合った彼女のことを、別れた後に歌った唄なのだそうです。ここまでくればもう決定的...高円寺は失恋のまち!? なのかも......。
2005/12/28 『東京人』1月増刊号「杉並を楽しむ本」発売
いよいよ、今年も残すところ今日を入れてあと4日となりました。お正月の予定は決まっていますか?すっかり準備万端という方も。年賀状や大掃除とお正月準備に追われてそれどころではない!という方も。はたまた、もう来年にしようと諦めている...という方もいるかと思いますが(苦笑
都市出版から『月刊東京人』1月増刊号「杉並を楽しむ本」が発売中です。
内容は「伝説が生まれる町、高円寺」をはじめ、お店やスポット、おすすめの憩いの場など、杉並区の魅力満載の特集!自治体と共同の地域限定の東京人が発行されるのは初だそうです!お正月休みに、杉並・高円寺を再発見してみてはいかがでしょうか?
私は久しぶりに長いお休みになりそうなので、日頃読めない本を読もうかと思っています。何を読んで良いかわからないという方は、高円寺ナビでもご紹介しております高円寺関連書籍を参考にして下さいね。
また、図書館で本を借りて読もうという方は【高円寺図書館】12月31日?1月4日【中央図書館】12月31日?1月5日まで休館となりますのでご注意下さい!
それでは、2006年1月11日(水)にお会いしましょう!よいお年をお迎え下さい!
2005/12/14 一足早いお正月?
先月、ふらふらと歩いていると氷川神社の入り口に何やら人だかりが...何だろうと思って近づいてみると「謹賀新年」と立て看がかけられているではありませんか。その日は11月30日。思わず「あれ、きつねにつままれたかな?」と本気で思い、次の瞬間さすがにそれはないだろうと思い直して帰宅。
「旧暦のお正月?」と思うものの11月30日は旧暦の10月29日にあたり、お正月とは無縁。気になるので、カメラを持って真相を聞きに行き、門前でお参りにきていた?女性に突然とめられ、大汗。実は、氷川神社内で撮影中だったのです;女性はもちろんスタッフさん。やきそば屋さんやら、わたあめのお店などの露店もあり、人もたくさんいたので、ほんの少しも疑いませんでした。今までお正月といえど、氷川神社のそんな光景を見たことはなかったのに信じてしまう自分のまぬけさに苦笑。そして、さらに、何の撮影か聞かずじまいな自分のまぬけさに嫌気が...テレビ、映画。氷川神社でのお正月縁日?シーンを見た方、ご一報お待ちしております。笑;
【商店街セール追加情報】
今年も残すところ二週間。カウントダウンがはじまりました。必要なものはセールの今のうちにどどんとそろえてしまいましょう!
あづま通り商店会歳末福引大売出し:12月5日(月)-17日(土)空くじなし。イベントあり。
パル商店街クリスマス福引セール:12月9日(金)‐25日(日)
2005/12/07 高円寺映画事情 ALWAYS 三丁目の夕日
ハリーポッターと炎のゴブレッドにつづき、興行成績第2位のALWAYS 三丁目の夕日(11月27日調)CMでも流れているので、まだご覧になっていない方も「高円寺」というキーワードがでてくるのは、ご存知ではないでしょうか。高円寺と聞いては黙っていられないのが高円寺人(?)かくいう私も「高円寺がでてくる」といわれ、それは見ないわけにはいかないと観て来た1人。
昭和30年の高円寺がどうだったか...ということはさておき(笑:真相はご覧になってお確かめ下さい)昭和30年を生き抜いてきた方だけでなく、その時代を知らない人間にも「懐かしい」という気持ちを思い起こさせる映画でした。ものがない(豊かではない)から、心が豊かなのか。一生懸命生きているから、心が満たされ、豊かなのか。遠くの親戚より近くの他人。と昔はよく言ったなぁと、人と人のつながりの温かさをしみじみと感じる映画でした。リピーターが多いことにも納得の一作です。
因みに、映画の中に「昭和の三種の仁義」がでてきます。これらの製品が世にでてきたときは、町中が大騒ぎというのも珍しくありませんでした。ふと、今の時代に登場し、テレビ、冷蔵庫、洗濯機以上に驚くものってあるのかなぁと考えてみましたが......何かありますか、ね...;