Column 11 アート・イベント
子供たちの笑い声に包まれた「あづま通り商店会 第14回・大道芸大会」
8月24日・25日に行われた「高円寺阿波踊り」と並行して、「あづま通り商店街」では独自のイベントとして両日にわたり「第14回・大道芸大会」が開催されました。
天候はあいにく晴天とは言えませんでしたが、訪れる人にとってはしのぎやすい気温となっていたようです。
「あづま通り商店街」にたたずむ「入利弁天」もビニール傘をさして祭りの様子を見守っていらっしゃいました。
「大道芸大会」は16時からスタート。
春に開催される高円寺全体の「大道芸まつり」と異なり、「大道芸」と大書された幟は早稲田通りの入り口に掲げられて、お客様を迎えている様子。
通りには、地元の人はもちろん、17時からスタートする阿波踊りを見るために他のエリアからやって来た人たちも、古書店や古レコード店なども点在する「あづま通り商店街」の雰囲気を楽しみながら、道のあちらこちらで行われている大道芸に足を止めて楽しんでいる姿が見られました。
バルーンアートやパントマイム、音楽演奏など、「高円寺びっくり大道芸」の常連パフォーマーの人たちに加え、紙芝居やハーモニカ演奏、そしてマリオネットというよりは“あやつり人形”といった方がふさわしい出し物など、訪れる人の心に郷愁を誘うような演目も行われていて、それが何とも「あづま通り商店街」の雰囲気にマッチしていました。
店頭でお祭り気分を盛り上げる
各店は店頭でお祭り気分を盛り上げるお料理や飲み物を販売しており、そちらも老若男女で賑わっていました。カラフルなわた飴や金魚すくい、ヨーヨー釣りなど、お祭りの定番もばっちり。ラメ入りのボディアートコーナーには、子供たちの行列もできていました。
アニメのキャラクターのバルーンアートを持って走り回る子、わた飴の色をブルーにするかピンクにするか迷っている子、ボディアートをしたいと行きすぎようとする両親におねだりする子…、微笑ましい情景がここ「あづま通り商店街」にはありました。
大掛かりな「高円寺大道芸まつり」に比べて、「大道芸大会」はどちらかというと低めの年齢層も楽しめるような配慮がなされているようで、地元密着の親しみやすいイベントとなっています。そのためか、かわいい浴衣を着た子供を連れたファミリー層も多く、町も華やかに。大通りでは阿波踊りが行われていましたが、あづま通り商店街も「大道芸大会」もまた20時の終了時間まで多くの人で賑わっていました。
■ あづま通り商店会 第14回・大道芸大会
http://www.koenji-azuma.com
開催日:2013年8月24日(土)・25日(日)17:00-20:00(両日)