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Column 11 アート・イベント

アート・イベント
2014/11/14

高円寺商店街連合会公式キャラ

11月1日(土)・2日(日)に行なわれた、第8回・高円寺フェスといえば、高円寺の名物イベントのひとつ。カフェや商店街など高円寺の至るところがイベントの舞台になる。まさに秋の大文化祭。駅前のプロレスリングをはじめ、ツイッターでも一躍話題になった高円寺商店街連合会公式キャラの最終審査会など、観客も楽しめるイベントが目白押し。

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座・高円寺2で行なわれた高円寺商店街連合会公式キャラ最終審査会では、全国から寄せられた応募計890作品の中からいよいよ最優秀賞を決めることに。

審査委員長にみうらじゅん氏を迎え、5つのキャラが出場。キャラを考案した人がそれぞれプレゼンテーションしていくのだが、このプレゼンテーションが面白い。いたって真面目に、どんな想いでこんなキャラを考案したのか、どんなキャラ設定か、キャラになったらどんな商品があるといいか、などを説明する。

一番手は、どりまる。阿波踊りが得意で表情豊か、憎めない愛されキャラだという。次に、サイケ・デリー。インドのターバンを巻いたキャラにしたのは「高円寺とインドは、どちらとも人を引き寄せる力があるからいろんな人が集まる」と説明する、考案者の稲田さん。

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三番目のキャラは、エンディ。高円寺の古着と飲み歩きが大好きで、みうらじゅん氏に「もっと高円寺らしくごちゃごちゃさせていろんなものをくっつけてもいいんじゃない?スカートにPAL(パル商店街)って書いちゃうとか」とアドバイスされたりと、終始笑いがあり和やかな雰囲気。

そのあと、ジーンちゃん、コウ猿人とキャラ紹介を終え、審議を経て、はえある再優秀賞に決まったのは、サイケ・デリー。

思いがけない受賞に大喜びの稲田さん。キャラもさることながら、稲田さんたち考案者たちも個性ある人ばかり。どんなに個性的な人だって、この街にはなじんでしまう。だから、誰もが心地よくて楽なのだろう。高円寺は、どんな人も受け入れてくれる。

今後のサイケ・デリーの活躍にこうご期待。

■ 高円寺観光案内
http://kouenji.biz/chara/

文・取材 / 阿部 裕子

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