Column 11 アート・イベント
「第8回・高円寺あづま通り女みこし」開催(3)高円寺のイベントを支える「平安祭典」
夏の「東京高円寺阿波踊り」をはじめ、秋には「高円寺フェス」、冬は「高円寺演芸まつり」、春は「高円寺びっくり大道芸」と、1年を通じてイベント盛り沢山な高円寺商店街。
そんなイベントを支える企業の一つとして、ウェルライフグループの「平安祭典」が挙げられます。「第59回・東京阿波踊り」の写真が載っているうちわも「平安祭典」の提供です。
とくに「高円寺あづま通り女みこし」においては、女性は担ぎ手として、男性は神輿を置くための馬を運んだり、神輿の巡行をサポートしたりと大活躍。
集合場所にもいち早く到着した“チーム・平安祭典”は、あづま通り商店会長の由井氏とも記念撮影。毎年、参加しているチームなので、担ぎ手には初心者も多い「高円寺あづま通り女みこし」にとって心強いサポーターです。
また、「第8回・高円寺あづま通り女みこし」の直会(なおらい)は、例年の「高円寺北二丁目町会」の御神酒所ではなく、「平安祭典」2階にて行われることもあってか、神輿の巡行路は「平安祭典」前を通って御神酒所へと向かうコースとなっていました。
天候に配慮して早めの到着となった15時30分、「平安祭典」前では豪快に神輿が揉まれ、社屋前に神輿を置いて、代表取締役社長の小泉氏と担ぎ手の記念撮影。女性に囲まれて、小泉社長もちょっと照れくさそうです。
神輿の巡幸は体調不良者も怪我人もなく、15時40分には無事に終了。神輿巡幸の終了を待っていたかのように雨も強く降ってきました。「氷川神社」内にある日本唯一の「気象神社」のご利益でしょうか。
雨の中、担ぎ手は半纏姿のまま足早に「平安祭典」へ。2階に上がるとする「高円寺あづま通り女みこし打ち上げ会場」という文字が目に飛び込んできました。
ちょっと前まで担ぎ手だった女性は誘導し、男性は料理や飲み物を運ぶ、打ち上げパーティスタッフに変身して、「第8回・高円寺あづま通り女みこし」のフィナーレを盛り上げるべく、忙しく立ち働いています。神輿の神輿参加者をもてなす姿に疲れは見せず、八面六臂の活躍を見せる“チーム・平安祭典”。
打ち上げ会場の正面のモニターには、「第8回・高円寺あづま通り女みこし」の映像が映し出されており、神輿参加者は自分が映っているシーンを指さしたりして、神輿巡幸を振り返っていました。
あづま通り商店会長が乾杯の音頭をとった時には、すでに神輿参加者は「平安祭典」が用意したさまざまな料理やドリンク類を選ぶのに忙しい様子で、追加として熱々のピザが運ばれてきた時は歓声も上がりました。
ちょっと遅れて登場した「平安祭典」代表取締役・小泉博久氏に、「高円寺あづま通り女みこし」をはじめとする、高円寺のイベントへの思いをうかがいました。
「私は東京の下町・深川で生まれ育ったので、高円寺が持つ街の温かさは、下町に通じるものがあります。ちょっとレトロな雰囲気もいいですね。
お気に入りの飲食店やショップもありますし、お店の人たちが気軽に声をかけてくれるなど、商店街や街の人とのふれあいも心地よい街です。
それだけに、地元イベントの応援をすることで、少しでも地域の活性化に貢献したいと考えています」と小泉氏。
打ち上げの“おもてなし”の様子から、そんな小泉氏の想いがスタッフにも浸透しているのを実感することができました。
■カルチャーパビリオン 平安祭典 高円寺会館
http://heiansaiten.co.jp/hall/koenji/
所在地:東京都杉並区高円寺北2-1-7
電話:03-3339-1101■高円寺あづま通り商店会・女みこし
http://www.koenji-azuma.com/