Column 13 東京高円寺阿波踊り
高円寺の阿波踊りに初めて行ってみた1日目(後編)
高円寺の阿波踊りというのは、元々「ばか踊り」という名だったということをご存知であろうか?
実は記念すべき第一回目の阿波踊りは「ばか踊り」という名の通り、顔を白塗りにして踊っていたのです。本場の阿波踊りがどのようなものか分からなかった高円寺の人々は、始めは手探り状態でこの阿波踊りを開催した。そして、徳島の方たちから、白塗りなどしないと言うことを教えてもらい、昭和38年には現在の高円寺阿波踊りへと姿を変えたのです。
個人的には白塗りのばか踊りも記念に一部残しておけば良かったのにと思うのですが・・・。
さて、苔作さんを捕まえられずに、ボーっとしている所に、綺麗な女性から突然声をかけていただいた。うちわを持っていなかったので、良かったらどうぞと下さったのだ。 ハッピを見ると、でんわ連の方だった。
明るく、とても優しい方たちで、こんな女子が働くNTT高円寺はさぞかし明るい職場なのだろうと思った。
ありがとうお姉さん達!!(右:中尾さん 左:中井さん)
お化粧崩れをしきりに気にしている踊り子さんもいたくらい暑さと熱気でムンムンしている。
さて、先ほど小雨が少し降っていたせいで、ムシムシしてきた。気温もだいぶ上がり、そろそろ何か冷たいものでも食べたいと思い、うろついていると何やら行列を発見した。
どうやらかき氷の様だったので並んで食べることにした。
並ぶこと10分、ようやく美味しそうなかき氷をゲット。これはかき氷というよりもパフェに近い感じで、ソフトクリームもたっぷり入っている。
このお店は普段ラ・レーヌと言うケーキ屋さんで、かき氷の横にはフランス産チョコレートを贅沢に使ったチョコバナナも売っていた。このチョコバナナは屋台と同じ金額で売っていたが、パティシエールが作るチョコバナナはちょっと他とは違い、気品漂う感じではないだろうか?
さて、今回の阿波踊りは開催時間が早く、参加者たちや商店の人たちの心の中は葛藤していたといいます。
しかし、カウントダウンと共に、6時ピッタリに阿波踊りは終了したときには、みんなの気持ちは明日へと向かい、清々しい笑顔がこぼれていた気がします。
さて、私も明日は高円寺の街の様子をレポートしようと思います。
■ NTT高円寺
http://denwakyoku.jp/kouenji.html
■ ラ・レーヌ
http://www.la-reine.co.jp/
住所:東京都杉並区高円寺南4-8-1
営業時間:10:00-20:00
TEL:03-5305-5607