Column 6 高円寺びっくり大道芸
街全体に熱気あふれる2日間
『高円寺びっくり大道芸2010』に行ってみた
去るゴールデンウィーク中に開催された『高円寺びっくり大道芸2010』。昨年の来場者数は10万人以上、2010年の来場者は間違いなくこれを超えると前評判の高い、この一大イベントへ行きました。
公式パンフレットには、23箇所に上る各会場ごと、出演するアーティストやパフォーマーごとの出演時間のタイムテーブルが掲載されており、大変親切。
とはいえ、歩いていれば必ずなにか面白いパフォーマーに“当たる”という思いで街に出てみると…。
一番最初に向かったのは高円人展の開催されている高円寺中央公園。巨大キャンバスでは子どもたちが自由に落書きを。未来のアーティストかもしれません。
そのままパル商店街に向かうと加納真実さんのパフォーマンスが歓声が上がるほどの大盛況。
ふと目を移すと向こうからは赤、白、黒の巨大な三人組が!あまりの巨大さとコミカルな動きに道行く人はびっくり。さらにはおどけたピエロ、JIDAIさんの姿も。
宙吊りサーカスに悲鳴!?
北口駅前広場ではフランスからやってきたプチサーカス、シルクバロックのふたりがすでにパフォーマンス中。堪能な日本語で、日本人以上にお客さんを楽しませるかと思うと、女性が縄に宙吊りになってぐんぐん高く上っていきます。クライマックスはそこからの急降下!
たくさんのお客さんの悲鳴につつまれ…、地面スレスレでピタっと止まり、
お客さんも大喜び。プロの技でした。
北口駅前広場内で20人以上とも思える行列を作っていたのがフェイスペイント★マユラさん。ちびっこたちも思い思いのペイントを施されてうれしそう。
純情商店街では銀色の顔が怪しいun-paがあちらこちらでいたずらを仕掛けて笑いを誘い、松本かなこさんはチョークアートでストリートをキャンバスに変えていきます。
あづま通りでも
あづま通りでは曲芸の二重丸さん、江戸糸あやつり人形の芸を立て続けに堪能していると駅前から生きのいい演奏が聞こえてきます。ファンキーブラスのブラックエレファンツでした。
熱い演奏を聴き終わると、お客さんに写真を撮られるパフォーマンス後のバーバラ村田さんの姿も。パル商店街ではマジシャン、コバヤシユウジさん、女子美術大学の学生フェイスペイントも大盛況。
本当に、何気なく歩くだけでこれだけのパフォーマーに“当たり”、個性的なパフォーマンスを楽しむことができた『高円寺びっくり大道芸2010』。
5月とは思えないくらい、気温も熱気も熱い2日間となりました。