特集コラム

Column 6 高円寺びっくり大道芸

高円寺びっくり大道芸
2012/05/14

Vol.5 JR高架下をわたらせ渓谷鐵道が行く!

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 『高円寺びっくり大道芸2012』の新イベントとして、4月28日の12時から16時まで「わたらせ渓谷鐵道」 のミニトレインがJRの高架下を走りました。

主催「ミニトレイン under ザ・中央線運営事務局」で、「2015年の公共交通をつくる会」「桐生広域観光物産振興協会」「高円寺西商店街」「高円寺未来塾」の協力によって実現したイベントです。

高架駅でガード下に商店街が広がっている高円寺だからできたこと。

道路交通法的には、公道にレールを敷くことができない中、鉄道路線のための敷地内であるJRガード下だからこそ、ミニトレインのレールを敷くことができたそうです。

JRのガード下にある高円寺ストリートには 「わたらせ渓谷鐵道 高円寺ストリート駅」 の小さな駅看板も立てられ、ラーメン横丁を経て中通り商店街に出る所までをミニトレインが往復しました。

乗車無料で4月28日だけのイベントとあり、乗車口付近には行列もできていました。『高円寺びっくり大道芸2012』のプログラムには 「ちびっこ集まれ!」 といううたい文句が踊っていましたが、乗車している人の中には大人も多く、ミニトレインを撮影する鉄道ファンも集まっていました。

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走行していたミニトレインは、群馬県桐生市相生町にある「みたち おもしろ機械工房」 の有志の手による作品だそうで、精巧な作り。

発車音も本格的で、「わたらせ渓谷鐵道 高円寺ストリート駅」 の周辺には、駅員さんや、わたらせ渓谷鐵道のアイドルキャラ“鉄道むすめ”に扮していると思われる女性職員もいて、鉄道ファンでなくておも、思わず子供に交じって乗車したくなる気持ちもわかる雰囲気でした。

現在は第三セクターである「わたらせ渓谷鐵道」の運営資金づくりの一環として、「わたらせ渓谷鐵道」のキャラ“鉄道むすめ”や“わ鐵のわっしー”グッズ、桐生市のキャラクター“キノピー”グッズ、そして胡桃ゆべしやまゆ玉など桐生物産の販売も行われました。

この「わたらせ渓谷鐵道ミニトレイン」は今回の『高円寺びっくり大道芸2012』がデビューとのこと。町ぐるみ・県ぐるみで観光の強化を推進しているという群馬県桐生市の、新たなスタートはJR高円寺駅から発車したのです。

Vol.6へ続く

文・取材 / 丸山美智子

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