特集コラム

Column 14 高円寺フェス

高円寺フェス
2011/11/25

高円寺の元気な商店街イベント

column14006_01.jpg

JR高円寺北側にはねじめ正一さんの小説で全国的にも有名な純情商店街をはじめ、庚申通り商店街、あづま通り商店街、中通り商店街、北中通り商店街。

そして南側に駅南口中央から伸びる高円寺南商店街や、ワイドなアーケードが印象的なパル商店街、パル商店街にクロスし東西に伸びるエトアール商店街、さらに、いち早くツイッター導入して話題となったルック商店街など、数々の小売店が軒を連ねるエリアとなっています。

各商店街共に個性的で、元気いっぱい。高円寺の4大祭りがいずれも活況なのは、これらの商店街の頑張りによるものと言えるでしょう。

column14006_03.jpg

今回の『高円寺フェス2011』でも、高円寺全域のさまざまな店舗の協力のもと、さまざまな企画が実施されました。たとえば、100円で破格の買い物を楽しんだり、スタンプラリーでこれまで立ち寄ったことのない店に足を踏み入れたりした人も多かったのではないでしょうか。

また、各商店に「100円」と書かれた商品が置かれているのを目にした人も多いのでは。あづま通り商店街近くの「三浦の山森農園」に訪れて、100円でミニ人参詰め放題にチャレンジした人もいるでしょう。

column14006_02.jpg

この100円商品は各商店にとって出血破格大サービス。実際に庚申通り商店街にある「うおこう」で飛ぶように売れていた100円の佃煮は、通常であれば500円近い値段で販売されている商品だそう。それでも町の活性化を図るべく、それぞれの店がひと肌脱いでこういったサービスを提供しているのです。

高円寺 FOOD TOUR

column14006_04.jpg

そして今回、飲食店を中心にイベントを盛り上げていたのが「高円寺 FOOD TOUR」。

未開拓のお店を気軽に試せる食べ歩きイベントとして実施されました。参加店はフレンチやイタリアン、中華料理、韓国料理、インド料理、和食、沖縄料理、焼き鳥、ドーナツ、カフェと多彩なラインナップの43店。そこの「高円寺 FOOD TOUR」用に作られた特別メニューを楽しめるという企画です。

5枚つづりのチケットを購入すれば、43店の中から興味のある5店を自由に選ぶことができるシステムで、1冊のチケットを複数人で使ってもOKなので、「一人で5店も回れない」という人でも使い切ることができるのです。

前売りで購入した人は3500円、当日券は4000円となっており、商店街の各所で「高円寺 FOOD TOUR」チケットが販売されました。プロレスやライブを楽しんだ後、商店街に立ち寄って、「高円寺 FOOD TOUR」のインフォメーションで説明を受ける人も少なくありませんでした。

そんなスタンプラリーならぬ“グルメラリー”もイベントを食から盛り上げる大きなファクターとなっていました。駅北側・南側それぞれに設けられたインフォメーションには次々と人が訪れ、5回のグルメアドベンチャーへと旅立っていきました。地元の人でも、これまで立ち寄ったことのない店を開拓したり、新しい行き着け店を発見するキッカケとなったのではないでしょうか。

■ 高円寺FOOD TOUR
http://koenjifood.com/

文・取材 / 丸山美智子

特集コラム

第9回「高円寺あづま通り女みこし」(3)

2016/09/21

地域企業の温かい応援も嬉しい「あづま通り女みこし」 2016年で9回目となる「高円寺あづま通り女…

続きを読んでみる

第9回「高円寺あづま通り女みこし」(2)

2016/09/21

第9回「高円寺あづま通り女みこし」(2)

「カーブス高円寺」で神輿の担ぎ手に変身「高円寺あづま通り女みこし」は参加費無料で、神輿の担ぎ手と…

続きを読んでみる

第9回「高円寺あづま通り女みこし」巡幸

2016/09/21

第9回「高円寺あづま通り女みこし」巡幸

8月27日・28日に開催された「第60回・東京阿波おどり」。それと並行して8月28日には、「第9…

続きを読んでみる

メールマガジン

ライター募集