Column 14 高円寺フェス
秋の大文化祭 高円寺フェス2011
11月12日と13日の二日間、高円寺の秋の風物詩にもなっている『高円寺フェス2011 秋の大文化祭?』が開催された。
春の『高円寺びっくり大道芸2011』、夏の『高円寺阿波踊り』、そしてこの『高円寺フェス』、冬は『高円寺演芸祭り』と、今や高円寺の“4大祭り”に数えられるイベントへと成長しつつあります。
今回は5回目の開催とあって、『高円寺フェス』の認知も高まり、JR高円寺駅を中心としたエリア一帯が多くの人で賑わいました。駅構内では「これみんな『高円寺フェス』に行く人たち? いつもより人多くね?」という、日頃から高円寺駅を利用していると思われる人の声も実際に耳にしました。
北口駅前広場にはダンスやライブ、そしてこのイベントの目玉とも言える「高円寺駅前ドリームマッチ!」が行われ、広場がステージからプロレス会場へと早替わり。12日の12時50分からは女子プロレス、15時からは男子の激しいファイトが展開されました。
一方、南口広場ではフィギュアやハイパーヨーヨーなどの玩具や雑貨がずらりと並ぶ「おもちャッカ展」をはじめ、ライブやフェイスペイントも行われており、北口に比べて子どもたちが楽しめる雰囲気に。また、パルシステムによるヨーグルトの試飲や、杉並保健所企画の健康を考えさせてくれるクイズラリーも多くの人が足を止めていました。
さらに、駅周辺の商店街では、フェス参加店による「100円めぐり」や「1万円が当たるスタンプラリー」、ドリンク代だけでライブが楽しめる「FREE WHEELING 2011」といった数々の企画が開催され、イベントを楽しむ人で溢れていました。
また、北口の東側にある『座・高円寺』では、12日17時半から「みうらじゅん・久住昌之・前野健太トークイベント」が、そして翌13日17時半は大槻ケンヂ氏による「オーケンののほほん学校高円寺編」といったライブイベントも実施。
1階のエントランス前にはフードコートも設けられ、ドネルケバブサンドや神戸オムソバ、厚木ホルモンなど、バラエティ溢れるフードを楽しむ人たちで賑わっていました。
さらに、地下2階の「阿波踊りホール」では“読書の秋”を実感させてくれる「本の産直市」も行われ、館内は文化的な雰囲気を醸していました。
同じく北口サイドにある「高円寺北公園」ではフリーマーケットが行われており、一つひとつの作品に“芸術の秋”も感じさせてくる…、そんな“秋色のイベント”となっていました。
■ 高円寺フェス
http://koenjifes.jp/
開催日時:2011年11月12日・13日