Column 14 高円寺フェス
「高円寺フェス2014」開催
11月1日・2日の2日間、天候はあまり思わしくありませんでしたが、「高円寺フェス 2014」が無事開催され、地域の人はもとより他のエリアから来場する人も含め、多くの人で賑わいました。
今年は、ゆるキャラ®の聖地とも言える高円寺で、商店街連合会公式キャラクターの最終選考が実施されることでもSNS上で話題となっていただけに、雨の中、審査発表のある「座・高円寺」に足を運んだ人も少なくありませんでした。
高円寺の秋祭りとして人気を博している「高円寺フェス」は、定番人気の「ゆるキャラ®まつり」や「高円寺ドリームマッチ」などに加え、毎年、新しいパフォーマンスや見せ方にチャレンジし続けている“進化するイベント”です。
今年の見どころをインフォメーションの方にうかがったところ、高円寺駅南口広場で実施される「銭湯絵師」のパフォーマンスと、氷川神社の境内で行われる「もぐもぐフードコート」、そして例年行われるスタンプラリーをさらに進化させた「しりとりスタンプラリー&福引き」の3つがオススメとのことでした。
「銭湯絵師」のパフォーマンス
家風呂が増え、銭湯の煙突が街の景色の中から姿を消していく中で、日本には現在、3人しか「銭湯絵師」がいないそう。その3人が「高円寺フェス」の2日間に集結し、それぞれの技を披露してくれるというのですから、確かに必見のパフォーマンスと言えるでしょう。1日は田中みずきさん、2日は丸山清人さんと中島盛夫さんが作画に当たります。
まずは南口駅前で行われている「銭湯絵師」のパフォーマンスを見学に行くと、ちょうど田中みずきさんが銭湯の王道・富士山を描いているところでした。まっさらな状態から1時間半で写真の状態に。手早い作業でみるみる内に富士山、海、松並木の陰影がつけられていく様子は圧巻でした。
「しりとりスタンプラリー」
続いて、「しりとりスタンプラリー」の福引会場となっている純情商店街「まちの駅」へと向かいました。高円寺にあるイベント参加店やイベント会場に設けられているスタンプの、キーワードをしりとり方式でつなげていくという、ゲーム感覚も楽しめるイベントです。
しりとりを4個つなげると福引き1回、6個つなげたら福引き2回、8個つなげたら福引きが3回できます。1等は1万円の商品券。その他「高円寺フェス2014」限定グッズやお菓子など、賞品はさまざまですが、スタンプを規定の数だけ集めた人にはもれなく何かがもらえるばかりか、しりとりになっていなくても参加賞はもらえるというのは嬉しいですね。
スタンプ設置場のひとつである「平安祭典」にはキーワード「パンダ」のスタンプがあり、そこでスタンプラリーのコツを教えてくれました。駅前などで配られている「高円寺フェス」のMAPを見て、一番遠い所から回るとスタンプを集めやすいそうで、それほど街を縦断して回らなくてもいいように配慮されているとのこと。これなら小さいお子さんでも楽しめそうです。
そして、3つめのオススメポイント、氷川神社境内の「もぐもぐフードコート」にも行ってきました。近くの高円寺中央公園で「ゆるキャラ®まつり」が開催されていることもあって、神社の建物の軒下にはお食事する人でいっぱいでした。
その他、高円寺の各エリアでダンスパフォーマンスや音楽ライブなどもエネルギッシュに行われ、その勢いに押されたのか夕刻には雨も小降りになっていました。
■ 高円寺フェス2014
http://koenjifes.jp/
開催日時:2014年11月1日(土)・2日(日)